2019年10月23日水曜日

ヨガ@早稲田大学 背骨

「体は心の器だと感じた」

早稲田大学での授業の学生の感想。

ヨガを伝えることで
私の方が、学生さんから、
多くのことを学ばせて頂いています。

ありがたいです。


今日は、背骨にフォーカス。

ヨガやアーユルヴェーダの考え方だと、
身体に7万2千本流れるエネルギーの道、
ナーディのメイン通り、
スシュムナナーディが
背骨の中を通る脊髄の中央を流れています。

そして、
陰のエネルギーと関係するイダナーディ
陽のエネルギーと関係するピンガラナーディが
スシュムナナーディの横をらせん状に流れ、
延髄で終わるとされています。


男性の場合は、イダナーディは左側、
ピンガラナーディは右側、
女性は、逆になります。

経絡を見ると、背骨上を「陽脈の海」と言われ、
陽のエネルギーを統括する「督脈」
その、左右に膀胱経が流れています。

そして、脳からの指令を末梢へ、
末梢からの情報を脳へ伝える脊髄が通る背骨。

背骨に付着する筋肉。

僧帽筋
肩甲挙筋
小菱形筋
大菱形筋
広背筋
頭板上筋
頚板上筋
上後鋸筋
下後鋸筋
頭最長筋
頚棘筋
頚最長筋
胸棘筋
頚半棘筋
頭半棘筋
胸半棘筋
頚長肋筋
胸長肋筋
胸最長筋
腰腸肋筋
腰背筋膜
頚長筋
頭長筋
上頭斜筋
下頭斜筋
大後頭筋
小後頭筋
横突間筋
多裂筋
棘間筋
長回旋筋
短回旋筋
前頭直筋
外側頭直筋
前斜角筋
中斜角筋
後斜角筋
腰方形筋
大腰筋
小腰筋

ヨガやアーユルヴェーダ、東洋医学、解剖学
どの視点からも、
背骨にまつわるエネルギーを調えることは
全身を調えることに繋がるな〜と感じます。