2022年2月4日金曜日

アーユルヴェーダの神秘 シロダーラ

 アーユルヴェーダの施術の一つ、シロダーラを詳しくご紹介。


シロダーラ(Sirodhara)の

シロ(Siro)は頭、ダーラ(Dhara)は絶え間なく流すという意味があり、

シロダーラは、人肌に温められたオイルを絶え間なく、

額に垂らし続ける施術です。



深いリラクセーションになり、不眠症、不安症、記憶障害、

ヴァータ(vatha)性の頭痛などの改善に繋がるとされています。


熱がある、風邪をひいている、副鼻腔炎による頭痛

これらの症状がある時にはシロダーラは行いません。


私は、スリランカから取り寄せたセサミオイルを使っています。

オイルの量は、約1リットルで、ゆっくりと左右に揺らしながら、

約30分、オイルを額に垂らしていきます。

揺らす速度は、1.33秒で16cm動かす。

このように、私がインドのケララで学んだ時のテキストに書かれています。

0.1秒、0.01秒まで緻密に測れないので、16cm/秒くらいの速さで揺らしています。


シロダーラは、午前7時から10時、

または午後3時半から5時の間に始めることが推奨されています。


施術後のケアが大切です。

強い日差しに当たらない、冷たい空気にさらされないようにします。

なので、施術後は頭にタオルキャップをかぶって、お帰り頂いています。

その上に、ターバンを巻いたり、帽子をかぶって帰られるお客様が多いです。


常にバタバタと忙しく、落ち着く時間がなくて疲れている、

思考があちこちにいき考えがまとまりにくい、

眠りが浅い、

このような症状が気になる方は、

風と空のエネルギーであるヴァータ(vatha)が乱れています。

空間の中に、風がビュンビュン吹いて、常に動いているような状態。


シロダーラが、ヴァータ(vatha)を調節してくれます。


lotusサロンでは、シロダーラの前に全身のオイルマッサージを行っています。

ご興味がある方は、こちらからご予約ください。

女性専用サロンです。