2021年6月17日木曜日

コロナ禍渡航記〜帰国と隔離ホテル〜

 スリランカ空港で、あわや搭乗拒否!

『日本へ帰れないっ!?!』と、すっごくドキドキしました。


その理由はPCR検査の陰性証明書。

私の勘違いが原因。

厚生労働省のサイトに書いてある、検査証明書に記載すべき内容が盛り込まれていれば、所定のフォーマットでなくても良いと思い込んでいたのですが、スリランカ航空の搭乗手続きカウンターで、私の陰性証明書では不可!

「すぐに所定フォーマットの証明書を用意してください。」と言われたのです!

このフォーマットの証明書が必要なのでした。この先、渡航を予定している方、帰国の際には、要注意です。厚生労働省のサイトをご確認ください。


この時点で、17時。私のフライト時間は、19時15分。

めちゃくちゃ焦りました!

PCR検査を受けた機関に電話し、日本が指定するフォーマットの証明書を即発行してもらうようにお願いしました。その後、WhatsAppで連絡を取ることになり、20分くらい待っても、連絡なし。19時15分の飛行機に乗らないといけないことメッセージで送ったら、証明書の画像が送られてきました。

高まる心拍数が静まり、無事、搭乗手続き完了。

サポートしてくださったスリランカ航空の方々に感謝してます!

スリランカ航空の搭乗手続きで、もう一つ確認されたのが、厚生労働省のページにある質問票に答えてQRコードを取得しているかどうかです。

質問票はこちらです。

その他、出国前にいくつかのアプリのダウンロードが必要です。これは、出国の際にはチェックされませんでした。

アプリについてはこちら


成田空港への便への乗客は、8人。こんな少人数でも飛んでくれることに感謝です!

日本のパスポートを持つ人は2人、成田で乗り継ぎの人は2人、4人は外国人でした。

成田空港へ到着後は、幾つものチェックがあります。

陰性証明書のテェック、PCR検査、アプリのダウンロードなどなど。

PCR検査結果の待ち時間は、数十分でした。

結果が出てから、入国審査、荷物の受け取り、そして政府指定のバスでホテルへという流れになります。入国審査の前までは、6人だったのですが、バスに乗り込んだのは5人でした。

着陸してから、バスに乗るまでは2時間ちょっと。


そして、10日間のホテル隔離生活が始まるのです。

私が、日本を発った時は、スリランカは変異株流行国に指定されていなかったので、14日間の自宅隔離を想定していたのですが・・・・・。コロナ禍、状況は常に変わることに順応することが大切ですね〜。

泊まるホテルは、東横INN 成田空港。


ヨガマットを敷けるスペースがあること


開放可能な窓があることにホッとしました。

部屋から出ることは許されず、缶詰状態。

ホテルのwifi は、使えます。

コインランドリーを使っても良いので、その時は、唯一部屋を出られるのでしょうけど、コインランドリーの使用は予約制で、すぐに予約がいっぱいになると言われ、私は、手洗い洗濯の日々。

1,000人以上の人が、このホテルで隔離生活を送っているようです。

食事は、毎食、ドアノブに引っ掛けられます。食事の配膳の前に、今から食事を配ることを伝えるアナウンスが入り、配り終えたら、再びアナウンスがあり、その後、ドアを開けて、配られたお弁当をとります。人と人が接触しないようにしています。

このアナウンス、始めの数日は、「ピンポンパンポン」というチャイムから始まっていたのですが、途中から、クラシック音楽が流れてから、アナウンスが始まるようになりました。確かに、チャイムの音は、びっくりさせるような音だったので、ご配慮、ありがたいです。


朝食

昼食

夕食

ハラール食、ベジタリアン食を選択することができ、アレルギー対応もしています。私は、ベジタリアン食を選択!3食しっかり食べ、間食無しの生活、ある意味、健康的です。

飲料水、タオル、シーツは、必要な時に内線で連絡をすると、ドアノブに引っ掛けてくれます。家族や友人からのお酒以外の差し入れは可能。中身をチェックされるようです。10日間、お部屋の清掃はありません。

費用は、全て国の負担。
私のパートナーが住むイギリスは、自己負担で15万円くらいかかるそうです。ただ、彼が帰国した日が6月7日で、6月8日以降にイギリスに帰国した人がホテル隔離の対象だったので、彼は、自宅隔離で済みました。

3日目、6日目、10日目にPCR検査をし、ようく家に帰れます。空港での検査も入れるとトータル4回のPCR検査。でも、この後も、4日間、公共交通機関を使うことはできず、自宅での隔離が続きます。

私の10日間の過ごし方。
基本、早寝早起きで、朝は、瞑想とヨガをし、その後は、勉強と仕事。明らかに、運動量が減るので、勉強と仕事の合間に、ちょくちょく筋トレしてます。

瞑想仲間とZoomで一緒に瞑想、前の仕事仲間とZoom宴、アメリカに引っ越しした友人とZoomお茶会、イギリスにいるパートナーとのNetflix Partyなどなどで、日々、変化を作りながらの10日間。

缶詰生活、コミュニケーションをとってくれる方々の存在、ありがた〜いっ!