2021年6月15日火曜日

コロナ禍渡航記〜アーユルヴェーダ施設の隔離生活って?〜

 スリランカ政府からSafe&Secureレベル1の認証を受けたホテル、BARBERYN AYURVEDA RESORTで、アーユルヴェーダの施術を受けながらの隔離生活ってどんな感じ

海と森に囲まれた広大な敷地、風が通る開放感溢れる建物、のびのびと隔離生活を送ることができました。













私達が到着した時は、広大な施設の中に、約30人の滞在客。

小さなお子さんを連れて家族での滞在、カップルでの滞在、各部屋、wifiが使えるので、アーユルヴェーダ生活を満喫しながら、仕事をしている人など様々です。

印象に残っているのは、ドイツ人女性。旦那さんとお子さんは、お留守番。コロナ禍で長い間、子どもが学校に行けずホームスクーリングで、家事、育児、仕事を頑張ってきたから、ご褒美として、一人でヴァケーションを楽しみにきたとのこと。

一人の時間をしっかり確保する姿、そして、気持ちよく送り出してくれる旦那さん、素敵だな〜と感じました!


さて、気になるのが、コロナ対策。消毒液がしっかり置いてあるのか心配だったので、多めに持っていったのですが、その心配は無用でした。

各建物の入口には、手の消毒だけでなく、靴を消毒するマットが置かれ、各フロアー、トイレの入口などなど、あちらこちらに消毒液が設置。エレベーターは爪楊枝で押すようになっていました。

施術室も、もちろん一回一回消毒。施術を受ける時も、マスクを着用。顔の施術は無し。


朝食、昼食は、ビュッフェスタイル。


透明の板越しに、食べたいものをシェフに伝えます。


ディナーは、平日は、前菜、スープ、メイン、デザートのコースメニュー







土日はビュッフェといった感じでした。


ただ、私達が到着した数日後から、空港が閉鎖され、新たなお客さんがキャンセルとなり、滞在客がどんどん減っていき、8人くらいになった時点から、ビュッフェは終了。

メニューから選んで、小皿でサーブされる形になりました。





食材の無駄を最小限に、少人数の滞在客をもてなす工夫です。


バーベリンで働く人達は、2週間働いて、お休みをもらうというサイクルになっているようで、働いている期間は、施設に滞在します。お休みに入ったら家に帰るのですが、外国人と接している為、PCR検査を受けてからの帰宅になります。仕事を始める時も、PCR検査を受け、数日間、施設内で隔離をするそうです。


滞在客は(私の場合)、到着日、11日目、出発日と24日間で3回のPCR検査を受けました。


スリランカの主要産業の一つ、観光業。

コロナ禍でも対策と工夫で観光客をもてなす姿。

帰国後の隔離もあるし、まだ、スムーズにスリランカを旅行できる状況ではないけれど、また、行こう!と強く思っています!

帰国後の隔離生活が気にならず、リモートで仕事ができる人には、海と緑に囲まれた環境で、心身をアーユルヴェーダで浄化しながらの仕事、新たなワークスタイルかも?!